なんで、なみおに聞くんだろう。
質問箱に寄せられた質問(2020/9/15)
まずはご質問、ありがとうございます。
幡野広志さん風に言うなら
なんで、なみおに聞くんだろう。ですよ。
でも正直嬉しくも思います。
そこまで私に何かを求めてくださっていることを。
いやほんと、すみませんね。
古代ローマの皇帝であり、ストア派の哲学者でもある
マルクス・アウレリウスのこんな言葉を贈ります。
「道に茨がある。」避けるがいい。
それで充分だ。
「なぜこんなものが世の中にあるんだろう」などと加えるな。
(自省録 第八巻 五〇)
「なんでなみおさんは今存在しているんだろう」などと加えるな。
Twitterのフォローを外しに行かれていたら、
それはそれなのですが
もしかしたらまだ読んでいらっしゃるかもしれないので
私もお応えしたいと思います。
私もあなたに愛を持って想像するに
以前はイベントなんかで、好きすぎてアイドルの曲を自分でもよくやっていたから。その頃から私を知っている方なのでしょうね。
一つめにわざわざ「舞台」役者。
と書くということは、舞台に立っている私に興味を持ってくださった方なのでしょう。
攻撃的でトゲのあるいじわるな言葉をお使いになるなんて私を傷付けたかったのでしょう?
正体は茎にトゲのあるバラさんかしら。
鮎の塩焼きの小骨さんですか?おめでとうございます。
よかったですね!
私もとてもネガティブな人間ですので。
もちろんその人個人の苦しみは分かりませんが
「死にたい」と思う気持ちは分かります。
「推しが尊くて死ぬ(泣)」のほうも、分かります。
「あー、なんとなくわかる」という人に二分されるでしょう。
それはあなたのおかげで2.02mmくらいに増えました。
間違いなく数十年以内には死ぬから
別に今んとこ死なないですよ、私は。
「死にたい」ボトルのキャパシティがいっぱいいっぱいになってしまう人だっているのは、少し、わかります。
映画「風と共に去りぬ」で圧倒的な美貌と演技力で世界中を虜にしたヴィヴィアン・リーも双極性障害を患っていた。その後、それもまた演技として抜群に生きる。今、現代のテレビど真ん中で活躍する人にだって、その人にしかわからない苦悩や辛さがある。かたやヴィヴィアン・リーと「欲望という名の電車」で底知れぬ存在を示したマーロン・ブランドも「ゴッドファーザー」でアカデミー主演男優賞を獲るも、辞退する。その後法外なギャラを請求したりどんなに破天荒でも、彼の演技は本物だった。きっとみんないつの時代も、本当に納得する自分とは何かをいろんな形で探し求めてんだ。それが役者を皆やめられない理由なんだ。
デザイナーならば自分の作った「デザイン」を
作曲家ならば自分の「曲」を
小説家ならば自分の「小説」を非難されるだろう。
しかしながら少なくとも役者というのは、
いつだって「自分本人」が商品で「自分本人」が批判対象なのだ。
自分の演技は、自分の体であり声であり自分自身だ。
自分の存在意義とは何なのか。
何を自分の思想とするのか、何を信念に置くのか。
それに心を悩ませない役者は存在しないのではないかと思う。
(非難や批判があるか無いかは別としてね。)
「あの舞台延期か…じゃあ、あっちの舞台出よっ!」なんて、そんな簡単な話じゃないのは
なんとなく想像が、つかないでしょうか。テレビの最前線だっていつも通りのロケができなかったり撮影がうまく進められなかったり、してますよね。
そう簡単には元には戻らない。
そんな感じじゃ無いですか?
なぎおにすっか、名前。それならいい?
どんな生き方でしょう。
もしくはテレビドラマの主演をしたり。
そんな感じの誰からも祝福される人生の
「誰からも」にあなたが入りたかったのでしょうか。
あなたの理想になれなくてごめんね。
あとごめんな。
Twitterやブログに書いてることだけがその人のすべてじゃあ、ないかもね。
私は「わたしが何者か」多分このさき死ぬまで探していきますし。
そしたらウユニ塩湖あたりで、また会えるかもね。
これうっかり読んだ仕事関係者がいたら絶賛仕事待ってっからな!!!
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