テニミュを観に行ったら隣の席が宝塚ファンだった場合の対処法

 

みなさんこんにちは！
今日は、特に有益な情報の無いただの日常ブログを
お届けしたいと思います！

 

では、行ってみましょう！

 

テニミュを観に行ったら隣が宝塚ファンだったときの対処法

仲良くなってそのままランチをご馳走になりました。

 

わーい。
以上です。
以上でも以下でもないのですが

ここに至るまでの１日の
たまには普通のブログを書いてみたいと思います。

 

ある日
〜駅で知人に遭遇するだけの話〜

昔から大好きなテニミュを観に行くその日
私はワクワクしながら電車をホームで待っていた。

基本的に私は、街で誰かを見かけても決して声をかけることは無い。
陰キャだからだ。

先週は、今年お世話になる舞台のPを見かけてもスルーしたし
先々週は、テレビ局に勤める知人を見かけたがスルーした。
陰キャだからだ。

 

その日も同じく、マスクにキャップで大多数の日本人と同じく、スマホを眺めながらホームで電車を待っていた。
大体はラブプラス＋をしている。
やがて到着した車両のドアが開く。

 

扉からおりてきた一人の男性と目が合う。

男性「…」
なみお「……」
男性「うぇーーーい」
なみお「うぇーーーい！！」

 

とりあえず、うぇーいと返してから
まだ昼の冴えきらない私の脳みそは必死に、iphoneさながら顔認証をする。

この人が誰であるかを認識したときには、もう遅い。

電車から降りる人と、今から電車に乗る人に許された時間は、ほんの数秒だ。

 

通りすぎたあとに脳が出した正解は

以前共演した、某若手俳優Aであった。

 

彼とはなぜか、よく遭遇する。最寄駅とかじゃ別に無い。
ただなぜだか、よく遭遇する。

携帯のLINEが鳴る。
先ほどうぇーいの四文字だけで、
「久しぶり」「なんでいんの」「元気そうだな」程度の情報は交換しあっている。
うぇーいは魔法の言葉なのだ。

観劇成立。

 

そうなんだ、世の中なんて、こんなものなのだ。

 

何ヶ月前であっただろう。
以前A氏に遭遇したときも、
エスカレーターの上下という強制エンカウントだった。

（なんだか若手俳優みたいな服の人がいるなぁ…）

と思って顔を伏せていたら

 

本当に若手俳優だった。

という逸話がある友人だ。
そういえば彼もかつてテニミュに出ていたななんて思い出す。

 

そんな、奇跡の安定の（？）遭遇を果たし、
私は「テニスの王子様 全国立海後編」の開催地である水道橋へと向かう。

 

 

座席に着くと、何やら
何人かで来ているらしいお隣のグループから
見知った単語が聞こえてくる

「だいもんが聖火ランナー…」
「さきちゃんのあの場面がさぁ」
「実羚くんの足…」

 

めちゃくちゃ宝塚。
めちゃくちゃ宝塚の話してる。

めちゃくちゃ気になる。

 

と思いながらも、静かにしていると

隣の素敵なマダムが
「綺麗な方だけど女優さん？」と声をかけてくれた。

「あ、はい…先ほどからお話が聞こえていて気になってしまったんですが、もともと宝塚にいて…（笑）」
「えーーー！キキちゃんと同期なのー！」
「はい。あ、ダンスオリンピア観ました？」

と、そこからは宝塚トークに混ぜて頂きました。

 

その中には、以前のタガステ（舞台）を観に来てくださっていた方もいて
なんとも共通のタカラジェンヌの知人も沢山いて
マチソワ間の休憩時間も楽しくお話に混ぜて頂きました。

厚かましくもそのまま、終演後はランチをご馳走になり（なお食べ放題）
食後のソフトクリームも散々しぼって食べて、解散致しましたとさ。

 

ーFinー

 

いや待て。こんなことあります？
世の中まじで何が起こるかわかりませんね。

 

そして、その時出会った皆さんが
今度のタガステ（記事参照）を観に来てくださることに。

 

観劇成立。

 

昼間だれかの舞台を観に行く約束をしたら
夕方は、舞台を観に来てもらう約束ができた。

 

縁とは素敵で、面白いものである。

 

 

文：花奈澪 Twitter ＠Namio_dao